柿 剪定
秋は果物が美味しい季節ですよね。
柿もちょうど9月〜11月下旬に収穫時期を迎えます。
そのため剪定は12月〜3月にかけて行います。
柿は本来高木性ですので、限られた空間で栽培するには注意深く剪定する必要があるのです。
日当たりや風邪通しを悪くする不要な枝、混み合った枝、弱弱しい枝、下向きに伸びた枝、内側に伸びた枝を切り取り、上を向いて勢いよく伸びた枝をきりつめていきます。
上に向かって伸びた枝を切る事で、高さを抑えるわけです。
先端がいくつにも枝分かれしている場合は、株の外側に向いている枝を残して、他は取りぬきます。
残した枝の先端も、外側に向いている充実した芽のすぐ上で切るようにします。
柿の大きな特徴として、その年に実をつけた枝は翌年に実をつけない性質があります。
そのせいもあってか、「柿は、枝ごと折れ」とよく言われます。
ようは収穫時に剪定も兼ねてしまおうということですね。
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