耕耘機(こううんき)

耕耘機(こううんき)


 テレビコマーシャルやホームセンターの店頭などで見た事のある方も多いと思います。

 耕耘機と書いて、こううんきと読みます。新聞などの統一用語では耕運機と書かれる場合もありますが、正確には耕耘機の表記が正解です。

 読んで字のごとく、畑を耕すための機械です。家庭菜園も規模が大きくなってくれば作業が大変で、耕耘機を使いたいと思う方も多いかもしれません。

 耕耘機の実情を見てみましょう。

 耕耘機は便利ですが、大きなデメリットがあります。それは価格です。

 いくら小さなものであれ、エンジンが付いているものだとかなりの価格がします。

 家庭菜園も皆さま様々な環境があると思います。皆さんが家の中にある庭で菜園をしているわけではないでしょう。ある方は市民農園を借りているかもしれませんし、ある方は少し遠い所に畑があるでしょう。


 規模もそれぞれで、家の小さな庭に費用対効果を見込んで野菜を作りたいと考えている人もいれば、少し大きめの畑を借りて、セミプロレベルで取り組みたい人もいると思います。

 耕耘機を使う目的も違うでしょう。一から畑を掘り起こしたい人もいれば、春先の植え付け時に土をふわふわにしたい人、あるいは肥料や堆肥を混ぜ込む為に使いたい人もいると思います。

 それぞれの環境で耕耘機の使われ方は違うと思いますが、いかんせんどのような環境であれ、エンジン付き家庭用耕耘機の価格は少々お高いようですね。

 あればあったでとても便利な道具ですが、家庭菜園の場合は土を耕すという行為そのものも楽しみの一つですから、ここをわざわざお金をかけて行うのはどうなのかな、という感じでしょうか。

 耕耘機もエンジン付きの本格派だけではなく、最近では様々なものが出てくるようになりました。肥料を混ぜ込むだけの目的なら、リチウム電池などで駆動するタイプのものでもいいかもしれません。また、電池式の商品は、離れた所に畑がある場合にとても便利ですね。

 家の中に小さな畑がある方なら、電源コードの付いたタイプがおススメです。エンジンをかける程の規模ではなく、だけど鍬を使って耕すのは腰に負担がかかる、というような方には、電源コード付きの耕耘機がいいかもしれません。きちんとした使い方をすれば、かなり効率よく作業を進めてくれます。電気だからという心配は不要で、かなり力強い掘り起こしてしてくれるようですので、おススメです。

 家庭菜園の耕耘機を語る上では、やはり皆さまの畑の環境や野菜作りに対する姿勢を考えてお選びになるのがいいと思います。エンジン式はあくまでも本格派、家から離れているなら電池式、家の中にある小さな畑なら電源コードのあるものでいいのかもしれませんね。

 決まりはありませんので、状況を見ながらお選びになってみて下さい。以下におススメの車種をご紹介しておきます。

◆エンジンタイプ

◆家庭用ガスタイプ

◆電源コードタイプ


◆充電池タイプ


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